The Japanese Society of Veterinary Science
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Q:犬の爪の血管・神経についてお尋ねしたいことがあります。

犬の爪の血管・神経についてお尋ねしたいことがあります。
犬の爪が伸びると、それに合わせて血管・神経もどんどんと伸びてくるのでしょうか?
散歩で爪が削れて出血してしまったという経験がないので、一定の長さから伸びていないような気もするのですがどんなんでしょうか。
またその逆で深く爪を切って血管切りをおこなうと、血管が退行していくといった記載も目にします。
爪の血管・神経が退行(縮む)していく事もあるのでしょうか?
また血管からばい細菌などがはいりそうですが、そういった心配は特にないのでしょうか?

お答え

犬の爪を伸びたままにしていると、爪の角質層にある血管、神経のある層も伸びてきます。ただ一定の長さまでで、無限に伸びることは無いです。本来爪は、固い地面へ接地時に滑り止めのスパイクの役目を果たすと同時に、自然にすり減ります。そのため過度にすり減った時も血管、神経のある層まで傷つけて出血しないように、伸長に制限があると思います。一方、故意に深爪をして血管、神経のある層まで傷つけていると、反応して退行していきます。深爪した場合は、消毒と止血を兼ねた薬を塗布します。この薬は動物病院やペットショップなどで、販売しています。

日本大学
加納 塁
(2018/5/14 掲載)

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