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Q:ウサギの認知症について

1)寝たきりのうさぎの食事介助をしているのですが、以前より「ごっくん(嚥下)」が難しくなってきているのですが,そもそも,うさぎの「ごっくん」は人間と 同じ動きなのでしょうか?人間は顎を上げてゴックンするのは難しいと思うのですが、うさぎは水入れから飲むとき顎を上げてゴックンするのを良く見かけるので同じではないのか?という疑問があり知りたいと思っています。

2)うさぎの認知症もあるということは聞いたことがあるのですが実際に注意する症状やケアなどがわかっているのでしょうか?

お答え

1)野山の中でウサギが水を飲む場合は,川辺や水たまりの水に顔を下ろし,水を口に含み,顔を起こし飲み込むという一定の動作があると思います。この自然な行動が,顎を上げて飲むという動きに繋がっているのではないかとも考えます。

2)ウサギの認知症については,ウサギをもとにした認知症の研究はあっても,ウサギの認知症自体の研究はなされていないのが現状です。
小動物臨床の獣医師の先生方は経験的に,高齢のウサギで認知症を疑うような場面に出会うのだと思います。
症状やケアに関しては,人の介護ケアや犬猫の介護ケアをもとに勘案し,ウサギに合った方法をご利用いただければと考えます。ウサギの診療に力を入れている小動物臨床の先生であれば,ウサギ特有のケア方法のノウハウをお持ちされていると思います。
詳細については,ウサギを得意とする動物病院を受診し,診療する先生にも現病状を把握してもらい,その上で今後起こりえる症状やケア方法のご相談や,場合によっては一緒に考えていかれてはいかがでしょう。末永いご長寿を願っております。

加藤どうぶつ病院
加藤 郁, D.V.M., Ph.D.
(2014/12/12 掲載)

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