The Japanese Society of Veterinary Science
 
Q&A > 獣医大学・獣医師免許について

Q: 両目が斜視ですが獣医師免許が取得できますか?

私は獣医になるために大学進学しようと思っているのですが,2つ質問があります
まず,1つ目に,私は両目が斜視で遠近感が他の人よりも衰えているのですが,獣医師免許に影響はありますか?医師に言われたのは普通車免許は取得できるぐらいの症状です
2つ目が,獣医医療のレベルについて,日本と欧米諸国ではどちらが上なのでしょうか?そして,日本で免許を所得した場合,アメリカやヨーロッパなどで獣医師として働けるのでしょうか?

 

お答え

 獣医師免許に関する事項を所管している農林水産省に確認したところ,以下のような回答を頂きました。
斜視の獣医師免許への影響については,獣医師免許申請時に提出する医師の診断書において,医師により視覚に障害があると診断された場合,提出された医師の診断書の内容,現に利用している障害を補う手段又は現に受けている治療等により障害が補われている状況等を総合的に勘案し,獣医事審議会の意見を聴いた上で,個別事例ごとに免許の付与の可否が決定されます。なお,医師の診断書の内容については,「視覚,聴覚,音声機能若しくは言語機能,上肢の機能若しくは精神の機能の障害又は麻薬,大麻若しくはアヘンの中毒者であるかないか」に関して医療機関の医師の診断をうける必要があります。

 また獣医医療のレベルについて,日本と欧米諸国ではどちらが上かというご質問についてですが,確かに以前は欧米諸国が進んでいましたが,現在ではそれほど差は無くなっているのではないでしょうか?有る分野においては,むしろ日本の方が進んでいる場合もあります。我が国の獣医師免許については,日本国内に限った免許となるため,米国,EU等では効力はありません。海外で獣医師として獣医療を行う場合には,獣医療を行う国で改めて獣医師資格を取得する必要があります。

 ご参考にしていただけましたら幸いです。

日本獣医学会広報担当理事 丸山 総一

(2015.4.21 掲載)

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