The Japanese Society of Veterinary Science
 
Q&A > 獣医大学・獣医師免許について

Q: 編入試験を実施している国立大学の小動物臨床の違いについて

私は今会社員なのですが、国立大学獣医学部の編入試験の受験を考えています。
小動物の開業医を目標にしているのですが、受験校の選択で迷っています。
2014年に編入試験が実施された国立大学は
  ・帯広畜産大学
 ・岩手大学
 ・東京農工大学
 ・山口大学
だと思いますが、上記の大学では、小動物(伴侶動物)医療においてどのような違いがあるのでしょうか。各大学で身に付けられる、技術の特徴を教えて頂きたいです。

 

お答え

 ご質問いただきありがとうございます。
 現在,全国の獣医系大学では,モデル・コア・カリキュラムを取り入れています。このコア・カリキュラムには,獣医学生が修得すべき基本となる教育内容と共通の到達目標,すなわち6年間の履修年限の中で獣医学として教えるべき3分の2程度の内容が示されています。つまり,小動物であっても産業動物であっても基本的な教育内容については大学による大きな違いはありません。
 ただ,それぞれの大学の立地条件,設備あるいは教員の専門といった点から得意な専門分野には若干の違いはあります。例えば,産業動物の臨床を勉強する場合,東京近郊の大学よりは,畜産業の盛んな北海道,宮崎県,岩手県にある大学の方が症例を多く経験できるので,より実践的な教育を受けることが可能です。小動物臨床についても,同様のことが言えるかと思います。
 一度編入学を希望されている大学のホームページや研究室のサイトをみていただくと,それぞれの大学にどのような特徴が有るか,また臨床系ではどのような研究をしていて,どのような分野が得意なのかが理解できるのではないかと思います。

日本獣医学会広報担当理事 丸山 総一

(2015.1.28 掲載)

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