The Japanese Society of Veterinary Science
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Q:エキゾチックアニマルの研究が行われている大学がありますか

 はじめまして。私は現在、社会人3年目でありながら、獣医師を目指している者です。
 カメ(エキゾチックアニマル)の魅力に惹かれ、一度は諦めた獣医師への道に再度挑戦しようと考え日々勉強しています。先日、某私立大学の編入学試験を受験した際、エキゾチックアニマルの勉強をしたい旨を伝えたところ、完全にエキゾチックアニマルの存在を否定するようなことを言われ、笑われてしまいました。
 エキゾチックアニマルについての詳しいことは、まだ解明されておらず、また日本では欧米に比べ研究も進んでいないと聞きます。エキゾチックアニマルを飼うことについては、賛否両論ですが、人間が故意にエキゾチックアニマルとの距離を縮めてしまった以上、エキゾチックアニマルの存在自体を否定するのはおかしいと思うのです。今一番やるべきことは、エキゾチックアニマルについての知識をより深め、人間とエキゾチックアニマルがお互いの距離を保って付き合っていくことだと思うのですが・・・。

そこで質問いたします。
我が国の獣医学会ではエキゾチックアニマルをどのように捉え、今後どのように接していったらいいと考えているのか動向をお教えください。
また、日本でエキゾチックアニマルの研究が行われている大学がありましたらお教えください。
以上よろしくお願い申し上げます。

お答え

 エキゾチックアニマルといってもその範囲は広く哺乳類、鳥類、爬虫類、両棲類・・・そして魚類や昆虫まで考えられます。これらの動物は飼育方法が確立されているものもいますが、未だ生態も不明で、飼育方法も未解明な種類もたくさんいるのが現状です。さらに様々な微生物が感染していることもあり、人畜共通感染症を考慮することが、公衆衛生学的にも重要です。したがって、生態や解剖・生理だけでなく、微生物や疫学的範囲も研究することが重要とされ、愛玩動物としての確立は前途多難であります。

 私は一開業医であり、獣医界での今後の方向性を語る立場ではありませんが、日ごろから考えていることを述べさせて頂きました。そして、日本でエキゾチックアニマルの研究は多くの大学で行われていますが、総合的にではなく、各大学によって、野生動物学としての生態、比較動物学としての解剖・生理、実験動物としての薬物動態・・・など個々の分野でエキゾッチックアニマルは研究されているのが現状です。

神奈川県開業 霍野晋吉

連絡先 日本獣医学会事務局
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