The Japanese Society of Veterinary Science
 
Q&A > 獣医師の仕事について

Q:猫アレルギーがありますが獣医になれますか?

私は今中学2年生です。
子供の頃から獣医さんになるのが夢でした。
しかし,中学生になり現実を考えるようになり自分が重度の猫アレルギーであり獣医になれないかもと考えるようになりました。かと言って本当のことを聞くのが怖くて目的を失い中学生活を過ごしてきました。でも,将来何になりたいか?よく考えたらやはり獣医になりたいです。
私は,猫2匹,犬1匹以外に亀,カエル,インコ,ザリガニ,ドジョウ,タニシ,鯉,金魚等を飼っています。1番好きなのはカエルです。
私の1番恐れていた,でも解決すべき質問をします。
「猫アレルギー がありますが獣医になれますか?」
動物に関する仕事は犬猫を扱う獣医さんばかりではないことも,他の理学部関係の仕事もあることに気がつきました。自分自身の方向性をはっきりさせるためご教授お願いします。

お答え

獣医学に興味を持っていただき,ありがとうございます。
ご自身が猫アレルギーを持っていらっしゃるとのこと,大変辛いことと思います。猫アレルギーを持っていても,獣医師になることには何ら問題ありません。ただ,猫を扱うような小動物臨床の分野で仕事をするのは難しいといわざるを得ません。私の大学にも猫アレルギーを持った学生がいましたが,その方は臨床分野ではなく,研究分野に進みました。あなたは,カエルが好きとのことですが,最近は,エキゾチックアニマルといって,犬,猫以外に兎,小鳥,爬虫類などを専門に診療する獣医さんもいるようです。
中学生のころは,獣医師が働く分野は良く分からないかもしれませんが,獣医師はあなたの考えている小動物臨床だけではなく,産業動物臨床,公衆衛生,家畜衛生,環境衛生,動物福祉・愛護,バイオメディカル,海外支援活動関係,野生動物関係等,さまざまな分野で活躍しています。獣医学系の大学では,6年間でさまざまな分野のことを勉強します。初めは小動物臨床を目指していても,獣医学教育を学ぶうちに,他の分野に興味を持ち,入学したときとは異なる分野に就職する方はたくさんいます。
日本獣医師会のホームページでは,いろいろな獣医師の仕事を紹介していますので,一度獣医師がどのような仕事をしているか,また,あなたの興味が持てそうな仕事があるかを調べて見てはいかがでしょうか?

日本獣医学会広報担当理事 教授 
丸山総一

(2015. 3.24 掲載)

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