The Japanese Society of Veterinary Science
 
Q&A > 野生動物・動物保護・仕事について
Q:野生動物関係の仕事について
現在アメリカのコミュニティーカレッジに進学しています。そして卒業次第Humboldt state university の野生動物科に進学しようと思っています。
そこで質問なのですが,私は日本で就職をしたいと考えています,しかしこの分野での就職先があるのか分からず困っています。
やりたい仕事は野生動物の保護,動物園,サファリパークなどで働きたいと考えています。動物園などは日本での資格が必要と聞きました。やはり日本ではなく海外で就職したほうがいいのでしょうか?

お答え

アメリカ合衆国で勉学に励まれているようで,さらに大学に進学されキャリアアップされることを期待しています。
将来は野生動物関係の仕事に就きたいとのこと,ただ野生動物の保護や管理と動物園(サファリパークを含む)では仕事内容がまったく違うので,その点をもう少し絞り込まれた方がよいと思います。前者であれば,各地方自治体の鳥獣行政や民間の野生動物管理を主体とする会社や財団などに就職されることをお奨めします。後者であれば,獣医師あるいは飼育技術者という方向がありますが,獣医師として働くには日本の獣医系大学で6年間の獣医学教育を受け国家試験に合格しなくてはなりません。飼育技術者であればとくに資格や免許の必要はありませんが,最近は働きたい人が多いのでけっこう競争が激しいと思います。海外の大学で就学することは,きっと将来どこかで役に立つと思います。
野生動物の保全や管理の仕事も国際的になってきていますので,語学力を強みにして就職口を探してみてはいかがでしょうか。

北海道大学 教授 坪田 敏男
(2015/11/6掲載)
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