The Japanese Society of Veterinary Science
 
学会案内
学術集会 学会誌 動物の病気 獣医学の教育 Members Area 学会賞 行政文書 賛助会員 Q&A リンク
Q&A > 動物の病気や健康について
Q:犬の肝臓数値の上昇での療法食について

犬の肝臓数値 GPT GOT ALP が高めで (300 67 420)、服薬とサプリメント、そして食事療法を、という指示が出ました。
低タンパク、低脂肪食を心がけるようにと、シニア犬用のフードや肝臓サポートフードなどをすすめられましたが、自宅に帰っていろいろ調べたところ、この数値で療法食に切り替えることに疑問が生じました。
特に肝臓サポートは、肝性脳症、慢性肝炎、門脈シャント、肝不全などが対象の療法食のはずですが、何が原因で数値が上がっているか不明の犬にもあう食事なのでしょうか。

お答え

肝臓の数値の異常は、さまざまな病気でみられます。そのすべてが療法食に反応するわけではありませんが、かかりつけの獣医師の先生としては、まずは一般的な薬と療法食で数値の改善がみられるか様子をみていただきたかったのだと思います。肝臓の負担を減らす食事という意味では、原因にかかわらず肝臓疾患用の療法食を与えても問題はありません。しかし、原因がわかればそれに対する直接的な治療を行うこともできますので、ご心配であれば検査を受けていただくことをお勧めします。

北海道大学大学院獣医学研究科 獣医内科学教室
滝口満喜
(2014/2/19掲載)

連絡先 日本獣医学会事務局
officeco@jsvs.or.jp | Fax: 03-5803-7762
〒113-0033 東京都文京区本郷6-26-12 東京RSビル7階

Topページに戻る